溶岩ドーム
- 茂一 松村
- 6月20日
- 読了時間: 2分

前回は、スコリア丘のことを記載しましたが、今回は溶岩ドームのことを書きます。
溶岩ドームとは、粘り気の強いマグマが火口から噴出されたとき、遠くまで流れず、その場でモコモコっと盛り上がって、お椀をひっくり返したような形の山になります。
写真に2つ山が映っていますが、奥は、前回書きましたスコリア丘の大室山です。そして手前が、溶岩ドームです。矢筈山(標高816メートル)といいます。どちらも、伊豆東部火山群の時代にできた単成火山(同じ火口から1回しか噴火しない火山)です。
でも、この2つはマグマの性質が全く違います。
スコリア丘である大室山は、玄武岩質マグマでできています。これに対して、矢筈山はデイサイト~流紋岩質マグマでできています。
ここで溶岩の種類について書いておきます。大きく分類して
・玄武岩
・安山岩
・デイサイト
・流紋岩
に分けられます。
これは、二酸化ケイ素(シリカ)の含有率で分けています。
玄武岩(45~52%)<安山岩(52~63%)<デイサイト(63~70%)<流紋岩(>70%)
の順に二酸化ケイ素(シリカ)の含有率が上がります。
二酸化ケイ素(シリカ)の含有率が多くなると、粘り気の強い溶岩になっていきます。
溶岩ドームは、かつては、「溶岩円頂丘」と呼ばれいていたようです。それが、1990年の雲仙普賢岳の噴火で、報道陣が「溶岩ドーム」という言葉を使ったため、それが定着したらしいです(英語では、ラバ・ドームとよばれるらしく、ラバ=溶岩)。
溶岩ドームは伊豆東部火山群の中では珍しい存在で、5個しかありません。



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