クリンカー
- 茂一 松村
- 6 日前
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溶岩の分類に、「パホイホイ溶岩」、「アア溶岩」とうい分類があります。
これは、表面の形態による歩きやすさによって使い分けられていた、ハワイ語に由来する名前だそうです。
溶岩の性質からいうと、玄武岩~安山岩質マグマで見られます。ただし、「パホイホイ溶岩」、「アア溶岩」は溶岩の性質で分けられた名称ではありません。
溶岩流の温度と流れる速さ、流れる地形によるそうです。
パホイホイ溶岩は、表面が平滑です。地形がほぼ平坦な場所に流れ出た溶岩は、流速が遅く表面が固体となるまでの間に崩れにくいので、平滑な表面に覆われた溶岩になります。
これに対して、斜面に流れ出た溶岩流を考えてください。流速が大きく、表面に冷えた岩ができる過程で、引き伸ばされたり割れたりします。その結果、表面にトゲトゲがある岩片に覆われた状態となります。これが、アア溶岩です。
この表面のトゲトゲ(とがった岩の塊)をクリンカーといいます。なので、クリンカーは、アア溶岩に見られるものです。
上の写真は、城ヶ崎海岸の「いがいが根」です。これは、アア溶岩の表面のクリンカーがよく観察できると思います。
また、余談ですが赤いのは、溶岩が熱いとき、溶岩の中の鉄分が空気中の酸素と反応して酸化鉄がうまれ、その色です。水中では酸化しませんから、この溶岩が、陸上の火山(大室山ですが)から流れ出た溶岩だとわかります。



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