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スコリア丘

  • 執筆者の写真: 茂一 松村
    茂一 松村
  • 6月6日
  • 読了時間: 2分

更新日:6月7日


伊東のシンボルともいえる大室山です!!

伊豆高原の最高点にそびえる標高580メートルの山です。


地学というか火山学風にいうと、大室山は伊豆東部火山群で最大のスコリア丘です。


粘り気の少ないマグマが、噴水のように(しぶき)噴出すると、すぐに冷え固まって黒い軽石になります。これがスコリアです。


スコリアになるのは、成分的には、玄武岩質マグマです。


上記で、スコリアを軽石と書きましたが、正確には、軽石とは、安山岩〜流紋岩質マグマが、完全に発泡したものです。


軽石は水に浮きますが、スコリアは、沈みます。


大室山(スコリア丘)のでき方ですが、噴火で火口の外側に落ちたスコリアが、スコリア丘の裾を徐々に成長させていって、この形になりました。


大室山は単成火山なので、一回の噴火で大室山ができました。大室山の山頂には直径250メートル、深さ40メートルのすり鉢状の火口が残っています。この火口には、溶岩湖が存在したといわれてます。

また、南斜面にも直径50メートルほどの火口があります。


ここで、大室山を含む伊豆東部火山群は、単成火山の集まりです。伊豆半島の東半分に全部で60個余り見つかっているらしいです。また、伊豆半島と伊豆大島の間の海底にも存在します。


単成火山とは、同じ火口からは1回しか噴火しない火山です。これに対して、複成火山(成層火山)は、何十万年という時間をかけて、同じ火口から何回も噴火し、大きな山体を作る火山です(天城、多賀、宇佐美、猫越などの「陸上大型火山の時代」に活動した火山(「伊豆のおいたち」参照))。


単成火山には、大きく分けて3つの種類があります。

①スコリア丘

②タフリング(またはマール)

③溶岩ドーム


今回は、大室山を例にとって、伊豆東部火山群のスコリア丘について紹介いたしました。

 
 
 

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