最後の海
- 茂一 松村
- 6月4日
- 読了時間: 1分

「伊豆半島の生い立ち」の中で記載していますが、
(3)本州への衝突開始と陸域の出現
の時代を象徴する写真です。
海底火山の時代にも入れている写真です。プレート運動による伊豆と本州との激突が始まり、両者の間にあった海峡が埋め立てられつつあったころ(二百万~百万年前)の地層です。
ここで、前置きとして、伊豆半島を作る地層のほとんどは、陸上や海底で噴火した火山の噴出物でできています。
ただ、この写真の地層はごく普通の土・砂からなる地層です。
これらは雨水や風化によって陸地が削られてできた岩の粒子でできています。
これは、近くにあった陸地(つまり本州)のものであると解釈されています。
この写真は、伊豆市の筏場のものです。
この時代以降、伊豆には海に起源をもつ地層が全く見られなくなり、すべてが陸上火山(陸上大型火山の時代(複成火山)、伊豆東部火山群の時代(単成火山))の噴出物となります。なんの変哲もない写真ですが、伊豆半島が、本州に激突するはざまの時代を証拠づける一場面かと思います。
そういう意味で、ポートフォリオにのせています。



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